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スポーツシーン撮影の「肖像権」などの注意事項

1. 肖像権(一般の参加者・観客)

  • 個人が特定できる写真を撮影し、SNS・HP・広告などに掲載する場合は本人の許可(同意書)が必要

  • 集合写真やイベント写真でも、特定の個人がはっきり写っている場合は同意を得るのが安全

  • 未成年の場合は保護者の同意が必須

2. パブリシティ権(著名選手の場合)

  • プロ選手・有名人は「肖像を商品や宣伝に使う権利(パブリシティ権)」を持っている

  • イベントの広告・ポスターに写真を使う場合は必ず本人または所属団体の許可が必要

3. 競技団体・クラブチームの規約

  • 大会やクラブによっては撮影・発信に関するルールが独自に設定されている
    例)

    • 試合中はフラッシュ禁止

    • SNS投稿は選手や運営の許可が必要

    • プロリーグでは写真の商業利用禁止

4. 施設(会場)の撮影ルール

  • 体育館・スタジアム・学校・公園などには施設ごとの撮影規定がある

    • 無断で商用撮影禁止

    • ドローン使用禁止

    • 観客の映り込みに配慮が必要

5. 第三者の写り込み(観客・通行人)

  • 少し写り込む程度でも、明確に個人が識別できる場合は問題になる可能性あり

  • SNS投稿時は、

    • ぼかし加工

    • トリミング
      をして配慮するのが一般的

6. インターネットへの公開(SNS・YouTube)

  • 個人の特定につながる情報(名前・背番号・学校名など)の扱いに注意

  • コメント欄で第三者の誹謗中傷が起こらないよう管理が必要

7. 著作権(撮影者の権利)

  • 撮影した写真は「撮影者」が著作権を持つ

  • チームやイベントが利用したい場合、著作権の扱い(利用許諾)を明確にすること

✔ まとめ(最も重要なポイント)

  1. 本人(または保護者)の許可を得ることが基本

  2. 商用利用・広告利用は特に厳格

  3. 大会・施設ごとの撮影規則に従う

  4. SNS公開は個人情報と写り込みに注意

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